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【ブログ】 週休3日が普通になる?(2022/4/12)

数年後は週休3日が普通になるかも??

 

「日立製作所が給与を減額せず週休3日にできる新しい勤務制度を導入する」

 

今日の日経新聞のトップ記事でしたね。

 

週休3日を導入している会社はあったものの、今回のように給与減額を伴わないのは珍しいですよね。

と思って中身を読み進めると、

週休3日にします ではなく 週休3日にできる という制度でした。

 

要約すると、

月間の所定労働時間を勤務日ごとに柔軟に割り振ることができる制度なので、

例えば、19時間~10時間働き、残りを休日とするとすれば週休3日にできるのです。

また、子供の行事の時間を考慮した労働時間の設定もできるようになるのです。

 

話は変わりますが、

日本の労働基準法は働いた時間に応じて賃金が決まる「時間給」を原則としているのはご存じでしたか?

活字としては知らなくても、それが当たり前として働いている場合がほとんどですよね。

 

やはり、労働時間ありきで制度導入、運用をスタートさせる方がなじみやすいということですね。

 

ただ、今後は労働時間と成果は必ずしも比例しない業種も多くあることから、

今までのような労働時間ありきではなく、時間の使い方に柔軟性を持たせ、

成果で評価する仕組みの整備 が企業に求められていきます。

 

「でもこれって、大企業の話でしょう?」

「いえいえ、そうとは限りませんよ。」


一例として育児休業をあげると、

女性が妊娠したら寿退社が普通だった時代から、

今は女性の育児休業取得率は約90%、

そして、今年10月には男性が育休を取得しやすい法改正もあります。

 

先陣を切るのは大企業ですが、振り返ったときにはそれが当たり前となっているということです。

 

そうなる前から、自社の特徴の一つとして

「成果で評価する仕組み」

を考えてみるのも自社のブランディングになるのではないでしょうか?

 

弊所では人事評価制度、その他制度策定のご相談に対応しております。

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